2025年の夏、三大流星群のひとつ「ペルセウス座流星群」が最も美しく輝く季節がやってきました!
2025年は8月13日早朝に極大(ピーク)を迎え、明るい流星や火球の出現にも期待が高まります♪
本記事では、九州エリアで流星群がよく見えるおすすめスポット20選と、見頃の時間帯や観測のコツをわかりやすくご紹介しますねっ♪
夏の星空を最大限に楽しむための情報を、ぜひチェックしてください!
2025年ペルセウス座流星群とは?
- ペルセウス座流星群は毎年8月に見られる三大流星群のひとつ
- 母天体は133年周期のスイフト・タットル彗星
- 2025年の活動の極大(ピーク)は8月13日(水)午前5時ごろ
- 明るい火球の出現に期待
- 月明かり対策が観測のカギ
- 放射点は北東だが、空全体を広く見渡す観測が基本
ペルセウス座流星群|どんな流星群?
- 母天体スイフト・タットル彗星と流星群の関係
- 「133年周期」と「毎年見られる」の違い
- 活動期間:2025年7月17日〜8月24日
- 極大(ピーク)日時:8月13日(水)午前5時ごろ
- 出現数:1時間あたり最大約40個(理論値は100個だが月明かりの影響あり)
- ペルセウス座流星群は毎年見られる定番の流星群
ペルセウス座流星群は、三大流星群のひとつです!
1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」の3つが、三大流星群と呼ばれています♪
ペルセウス座流星群は、スイフト・タットル彗星が宇宙空間にまき散らした塵の帯に、地球が毎年8月頃に突入することで発生します!
母天体のスイフト・タットル彗星は133年周期で太陽を回っていますが、塵はすでに軌道上に広がっているため、地球はこの帯に「毎年ほぼ同じ時期に接触」します!
そのため、ペルセウス座流星群は「毎年安定して観測できる流星群」として知られています!
ペルセウス座流星群は、毎年夏の風物詩として知られる流星群で、1時間に100個前後の流星が出現する年もあるほど活発です!
ペルセウス座流星群の2025年の活動期間は7月17日から8月24日までです!
ピーク(極大)は8月13日(水)の午前5時ごろと予測されており、この時間帯を中心に多くの流星が観測される見込みです。
ただし、2025年は満月直後のため空が明るく、実際に見られる流星数は1時間あたり40個程度と見込まれています。
それでも、ペルセウス座流星群は明るい流星が多いことが特徴で、月明かりの中でもはっきりと見える火球(非常に明るい流星)に期待が集まります♪
ペルセウス座流星群は毎年安定して出現するため、初心者でも観測計画を立てやすい流星群です。
ペルセウス座流星群|2025年の見頃はいつ?
- ベスト観測時間:2025年8月12日(火)22時〜13日(水)午前4時ごろ
- 最も流星数が多くなるのは13日午前3時〜5時前後
- 満月明けの月明かりが強いため、観測条件はやや厳しい
- 明るい流星(火球)に注目
2025年のペルセウス座流星群の観測で最もおすすめの時間帯は、8月12日(火)の22時ごろから13日(水)の午前4時ごろまでです。
特に、極大を迎える直前の13日午前3時〜5時ごろが最も流星数が多くなると予想されています!
ただし、2025年は満月直後で月明かりが夜空を照らしているため、暗い流星は見えにくくなる可能性があります!
その代わりに、明るい火球タイプの流星は十分に観測できる可能性があるため、目を凝らして探す価値があります。
観測に適した暗い場所を選び、月を背にする、もしくは月の光を遮る場所を確保することが重要です!
明るい時間帯を避けて深夜〜未明にかけて観測できると、より多くの流星に出会える可能性が高まります。
ペルセウス座流星群|どこを見れば流星が見えるのか?
- 放射点の方角は「北東の高い空」
- 流星は空全体に現れるため、特定の方角をじっと見る必要はない
- 月を背にして、できるだけ広く空を見渡すことが大切
ペルセウス座流星群の放射点は「北東の空の高い位置」にありますが、流星は放射点から放射状に空全体へ流れるため、空のどの方向にも出現します!
そのため、特定の一点を見つめ続けるよりも、視界を広く保ち、空全体をゆったりと見渡す方が多くの流星をとらえることができます!
また、2025年は月明かりが強いため、月を背にして観測することが非常に重要です。
観測場所を選ぶ際は、建物や山の陰で月の光を遮るような立地を選ぶと良いでしょう。
視界が広く、街明かりの影響を受けにくい郊外や高台が観測に適しています。
ペルセウス座流星群がよく見える場所・九州の20選!
- 九州は自然豊かな光害の少ない観測地が多く、流星群観賞に最適
- 福岡から鹿児島まで、県別におすすめスポットを紹介
- 安全・快適な観測には準備やスポット選びが重要
ペルセウス座流星群|九州の観測おすすめのエリアとは?
- 山、海、高原、自然公園など「光害の少ないエリア」が理想
- 視界が広く、暗さが確保できる場所がベスト
ペルセウス座流星群を楽しむなら、街明かりの少ない場所が欠かせません!
九州には高原や海辺、山間部など、人工光の影響を受けにくい自然豊かなエリアが点在しています。
とくに高地は空気が澄んでおり、星の輝きがよりくっきり見えるため、流星の観測に適しています。
2025年ペルセウス座流星群|九州7県・おすすめスポット20選!
【福岡県】(5選)
- 星の文化館(八女市 星野村):九州最大級の望遠鏡を備えた天文台併設。2025年8月12日・13日にペルセウス座流星群特別観望会を開催(完全予約制)。
- 星のふるさと公園(八女市):周辺施設も充実し、家族連れにも人気。
- 皿倉山山頂(北九州市):夜景と流星両方の絶景が楽しめ、ロープウェイでアクセス可能。
- 平尾台自然の郷(北九州市小倉南区):大自然の中でイベント開催あり。2025年8月12日に流星群鑑賞会を実施。
- 古処山(朝倉市):標高860mの澄んだ山頂と広い視界が特徴で、観測に最適な自然豊かなスポット。
【佐賀県】(3選)
- 佐賀市星空学習館(佐賀市金立町):初心者に人気。
- 竹崎城址展望台公園(太良町):有明海を望む静かな環境。
- 天山スキー場駐車場(佐賀市富士町):開放的な場所で視界が広い。
【長崎県】(2選)
- 鬼岳天文台(五島市):離島ならではの暗い空が特長。
- 大野原高原(雲仙市):高地ならではの澄み切った夜空。
【熊本県】(3選)
- 南阿蘇ビジターセンター周辺(南阿蘇村):高原で光害がほとんどなし。
- 鍋ヶ滝公園周辺(小国町):幻想的な滝と静かな自然に囲まれ、混雑も少なめの落ち着いたスポット。
- ミルクロード展望所(阿蘇市):阿蘇の絶景ポイントとして有名。
【大分県】(3選)
- 久住高原(竹田市):定番の星空名所。
- 長者原ビジターセンター付近(九重町):星空案内イベントが開かれ家族向け。
- 空の公園(佐伯市):標高約250mの高台から広がる芝生と太平洋の大パノラマの下、視界を遮るものがなく、潮風を感じながら寝転んでゆったり楽しめる観測スポット。
【宮崎県】(2選)
- 五ヶ瀬ハイランドスキー場駐車場:標高約1610mの九州随一の高地に位置し、広く開けた視界と高い標高による澄んだ空が魅力の快適な観測スポット。
- 高千穂峡周辺(高千穂町):観光スポットと星空を両立。
【鹿児島県】(2選)
- 開聞岳ふもとの公園(指宿市):錦江湾越しの星空風景。
- 桜島・湯之平展望所(鹿児島市):アクセスと視界の良さが両立。
九州の7県それぞれに、光害の少ない自然に囲まれた流星観測スポットが多数あります!
福岡・佐賀・長崎など都市部がある県でも、山間部や高原に行けば夜空が開けた静かな場所が見つかります。
熊本や大分、宮崎などは高地エリアが豊富で、夜間の空気も澄んでいるため流星観測には理想的です。
鹿児島では海や火山の景観と組み合わせた幻想的な星空が楽しめます。
各スポットにより駐車場やアクセス方法、観望会の有無・事前予約の必要性などが異なりますので、事前の公式情報確認をおすすめします!

天候や鑑賞会の有無、事前予約の必要性はスポットごと・年ごとに
変更される場合がありますので、目的地の公式サイトで最新情報を
ご確認ください!

いずれのスポットも、事前のアクセス確認と天候チェックを
忘れずに行い、安全に配慮して訪れてくださいね!
ペルセウス座流星群|スポットの選び方と持ち物チェックリスト
- 光害が少なく、視界が広く、安全に滞在できる場所を選ぶ
- 懐中電灯、レジャーシート、防寒具、虫除けスプレーは必携
ペルセウス座流星群の観測では、月明かりや街の灯りを避けることが大切です!
また、トイレや駐車場が整備されている場所を選ぶと、家族や初心者でも快適に楽しめます。
持ち物には、夜間の冷え込みに備えた上着や寝袋、虫刺され対策、足元を照らすライトなどを準備しておきましょう!

2025年のペルセウス座流星群は月明かりの影響があるものの、
明るい流星や火球に出会えるチャンスがあります!

準備と工夫次第で、素晴らしい流星体験が
できる夜になりますよっ♪
ペルセウス座流星群|観測を楽しむためのアドバイスと注意点
- 観測の基本は「暗さと広さ」
- 月明かりを避けて空全体を見る
- 静かに観察できる場所とマナーを守る姿勢が大切
- 他の流星群と比べても、ペルセウス座流星群は見ごたえ十分
ペルセウス座流星群|観測時のコツ
- 目を暗さに慣らす(15〜30分程度)
- 空を広く見渡す、特定の方角にこだわらない
- 月を背にする位置に移動し、建物や木などで月光を遮る
- レジャーシートや寝袋で寝転がって観察するのが理想的
ペルセウス座流星群を快適に観察するためには、「できるだけ暗く、広い視界を確保すること」が最重要です!
街灯や車のライトを避け、15分以上かけて目を暗さに慣らすと流星が見えやすくなります。
2025年のペルセウス座流星群は満月直後のため、月を背にして見ることが大きなポイントです。
特定の方向を見るよりも、空全体を広く眺めることで多くの流星を発見できます。
芝生や高原などでは寝転がって観察すると、首の疲れを気にせずゆったり楽しめます!
ペルセウス座流星群|マナーと注意点
- 騒音を出さず静かに観察する
- ゴミは持ち帰り、火器使用や喫煙にも注意
- 私有地や施設の駐車場は無断使用しない
- 家族連れや高齢者も安心できる場所選びを意識する
- 一人で行動せず、複数人での行動を心がける
観測地でのトラブルを避けるためには、周囲への配慮が不可欠です!
音楽や大声での会話は控え、自然の静けさの中で星空を楽しみましょう。
また、観測地のゴミ放置や無断駐車は絶対に避けるべきです!
特に子どもや高齢者を連れている場合、トイレの有無や夜間の安全性も考慮したスポット選びが求められます。
一人での行動をせずに、複数人での行動を心がけましょう!
快適で安心、安全な気持ちの良い観察体験となるようにしましょうねっ♪
ペルセウス座流星群|他の流星群と比べてどうなのか?
- ふたご座流星群やしぶんぎ座流星群に比べ、8月の夏休みのタイミングで観測しやすい
- 2025年は月明かりの影響が大きいが、明るい流星や火球が出やすい
- 夏の気候でレジャーと組み合わせやすく、初心者にも人気
ペルセウス座流星群は、毎年8月にピークを迎えるため、気温が穏やかで観測しやすい流星群のひとつです♪
2025年は満月直後の月明かりがネックですが、火球と呼ばれる非常に明るい流星も多く、見ごたえのある年になる可能性があります☆
しぶんぎ座流星群やふたご座流星群に比べ、夏休みのタイミングで観測しやすく、家族や初心者にもおすすめのイベントですねっ♪
まとめ
この記事では、2025年「ペルセウス座流星群」の九州でよく見えるおすすめのスポット20選と、観測に最適な時間帯・方角・注意点などをまとめました。
自然と星空をゆっくり味わうためにも、安全で快適な環境を整えて、九州の豊かな自然を活かして、光害の少ない場所で空全体を見渡す観測を楽しんでくださいね♪
※ 記載している情報は、記事の公開当時の内容となります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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